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子どもの居場所運営ボランティア養成連続講座③

投稿日:2018-12-30 更新日:

2018年12月22日(土)は、「子どもの居場所 運営ボランティア連続養成講座」(平成30年度 大阪市ボランティア活動振興基金事業)の第3回目を西淀川区役所・会議室にて開催しました。

第3回目のゲスト講師は、藤井寺市立藤井寺西小学校の杉田絹子校長をお招きしました。

今回のテーマは「子どもと学校」。子どもの笑顔が生まれる学校にするために、教師や地域の大人といった立場から何ができるのか、何を大切にするのかといったお話をしていただきました。

若手時代のエピソード

最初にお話いただいたのは、杉田先生が初任として勤務した盲学校(当時)でのお話や、これまで小学校で出会ってきた子どもたちとのエピソード。

なかでも僕が心に残ったのは、家庭の事情からお弁当を作ってもらえず遠足を毎回休んでいたA君のお話。母親となかなか会えず、杉田先生は何度も何度も家庭訪問(その訪問のお話も素敵で面白かったのです)。そして、ようやく会えた母親と、学校で深夜まで話すことに。その中で見えてきたのは、そのお母さん自身が子ども時代から抱えてきたしんどさ。そのしんどさを吐き出せたことで変化が現れ、なんとお母さんがお弁当を作ってくれることに!遠足の当日、A君は「お母さんがお弁当を作ってくれてん!先生、おかず一つあげるから選んで!」と嬉しそうに杉田先生に報告!先生にだけでなく、クラス中の友だちに「お母さんがお弁当作ってくれてん!」と伝えて回ったそうです。

その時のA君の嬉しさを思うと、涙が出そうになりました。

子どもは親のように育つ

上のエピソードもそうですが、今回の講座で個人的な課題だと感じたのは、「子どもは親のように育つ」というお話です。「ポジティブな親なら、ポジティブな子どもに。ネガティブな親なら、ネガティブな子どもに。意図せずとも、子どもは親の姿を見て、親のように育っていく。子どもだけではなく、親支援が必要な場面も多い。」そう杉田先生はお話されていました。

子どもセンターで子どもたちと関わる中でも、子どもが抱えるしんどさの背景に、親が抱えているしんどさが見えてくることが幾度となくあります。子ども自身の支援を軸にしながら、どのように保護者とか関わっていけるのか。そして、何ができるのか。今後考えていかねばならない、大きな課題の一つだと感じました。

後半はワークショップ

休憩を挟んで、後半は「子どもの居場所運営のためのチェックシートを作る」というワークショップ。大阪府が作成している「学校力向上のためのチェックシート」を元にして、子どもの居場所を運営していくために、1.気持ちの揃ったメンバー2.計画的で柔軟な運営、3.豊かなつながりを生み出す子ども支援、4.子どもの学びを支える学習支援、5.ともに育つ地域・学校との連携、6.双方向的な家庭との関わり、7.安心して参加できる環境、8.前向きで活動的な雰囲気、という8つの項目について、参加者がグループに分かれ話し合いました。

今回の講座の参加者は、小・中学校の教員や地域の民生委員さん、子ども食堂やNPOを運営する方、メディアに携わる方や医療関係者、子育て中の母親などなど、多様な参加者がおり、それぞれの立場から様々な意見やアイデアが出され、各テーブルで活発な話し合いが行われていました。

講座の内容を見事に「見える化」!

杉田先生のお話を「ファシリテーション・グラフィック」という方法でリアルタイムで視覚化しまとめてくれていたのは、今回も山科醍醐子どものひろば・スタッフのマスオさん。マスオさんは、お忙しい中、今回の連続講座に3回連続で参加してくださいました。本当にありがとうございました!

常に子どもの側に

杉田先生は、フットワーク軽く、校長となった今でも常に子どもの側にいようとする本当に素敵な先生でした。会場からは、「こんな校長先生だったらいいよね」「こんな学校に行きたいよね」という声が聞こえていました。藤井寺西小学校からも「何か力になれたら」と数名の先生が参加してくださり、そんなことからも、藤井寺西小学校のポジティブでチームとして子どもと寄り添おうとする雰囲気が、見えてくるようでした。

第4回目を開催します!

そして、好評につき、
2019年2月10日(日)に第4回目の講座を下記の通り開催することになりました!

場所:西淀川区役所5階会議室

時間:14:00〜16:00(13:30より受付開始)

講師:河合将生さん

(社会的課題を解決しようと頑張る人と団体の伴走者。NPO/NGOのキャパシティ・ビルディング〔組織の基盤強化〕を支援するコンサルタント。2011年7月から、office musubime(オフィス ムスビメ)を起業し、NPO/NGOのコンサルタントとして、NPO/NGOの力量形成やマネジメント支援、ファンドレイジング支援、ポロジェクトマネジメント、ボランティアコーディネート等を行う)

テーマは「子どもの支援活動のための運営と社会のしくみ」です。

第4回目は、第3回目の後半で話し合った「子どもの居場所運営」についての話をさらに推し進め、子ども支援を社会の課題として捉え、子ども支援活動を社会の仕組みとしてどのように運営していくのかということを話し合い、学び合えるような機会にしたいと考えています。

お申し込みは、下記の申し込みフォーム(電話・FAXでも受付ます)から↓

参加費は無料です。ぜひご参加ください。(タツヤ)

「子どもの居場所 運営ボランティア連続養成講座」は、「平成30年度 大阪市ボランティア活動振興基金事業」として実施しています。

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