「夏休みわくわく勉強会」始まっています
夏休みに入って初日、ねおほでの勉強会にやってきた中2の女子Aちゃん。「戦争体験の聞き取りの宿題どうしよう…」「いてはるで〜!地域のおバアちゃんが」。その場から電話で依頼し、「よっしゃ」とすぐにねおほへやって来てくれた近所に住む86才のKさん。Kさんは、昭和20年の6月1日、市内の女学校の校庭で大阪大空襲にあい、級友も数人亡くなるという体験がありました。当時は、Aちゃんと同じ14才でした。当時の混乱や気持ちも、平和への思いも語ってくださいました。30分ほどの聞き取りでしたが、しっかり聴かせてもらえてよかったと、満足なAちゃんでした。
今年度、西淀川区役所の「子どもに寄り添うつどいの家事業」として、わたしたちのてらこや(学習支援)部門のみ、補助事業対象(半額助成)となりました。
区の経理からのチェックの視点は、わたしたちがこれまでに重ねてきた目的や内容とは別物のため、学習支援については葛藤しながら過ごしています。
区の補助事業という限りは、なんとか少しでも子どもに届くための「恊働体制」こそをとわたしは願います。
わたしたちは目の前の子どものニーズに応じてコツコツと手探りで出会う時間を重ねています。願いは、「その子が自分らしく生き抜いていくための学習の機会提供」です。
今年度も夏休みに「夏休みわくわく勉強会」という10日間を特別に企画しているので、いろんな顔ぶれの子どもが来てくれたら、活気がもっと出るだろうなと楽しみにしています。暑いですがチラシまきなどをしなくては!(ひなやん)
ちなみに、8月の夏のわくわく勉強会などの予定は、下の表(リンク)の通りです。