6/24-25の2日間、ボランティアの研修合宿・交流会を行いました!
その様子を報告します。
1日目は「DVと子ども」について学びました
例年、6月ごろに交流も兼ねて、キャンプ場などに行って合宿形式にておこなっているボランティア研修合宿。
今回は趣向を変え、西淀川での開催となりました。
1日だけ、夜のみの参加など ちょっとだけ参加もOKということで、20名ほどの参加がありました。
1日目は、ふくふく(西淀川区社会福祉協議会)を会場に貸していただき、ウィメンズネット・こうべの藤田久美子さんによる「DVと子ども」講座から始まりました。
普段耳馴染みのない話題で、「知らなかったことが分かり良かった」という声や、「“聴く”姿勢の大切さを学べて良かった」という感想が出ていました。
実際に起こっていることは想像していたよりも複雑だし、子どもを取り巻く状況については、現場の方の話を聞くことが改めて大事だなと、改めて思いました。
講座の後は、夜間サテライトにもボランティア・シェフとして関わってくれている、すーさんによる「 子どもとの関わり方を考える」ワーク。
すーさんは、長年子ども達とのキャンプを企画・運営してきた経験があって、レクリエーションゲームの達人でもあります。
初めてきたボランティアもいたので、アイスブレイクに使える室内でもできるゲームをいくつかやり、そのあと スタッフ・ちっち&ナオトを交えての子どもトークを行いました。
子ども達との関わりの上で正解はないけど、子どもたちの背景を想像しながら関わることが大事やね、と共有しました。
夕食は「大人の?いっしょに食べナイト!」
夕食は、ねおほに移動し、ボランティア交流会として「大人の食べナイト?」が実施されました。
メニューは、お好み焼き&焼きそば&ホットケーキを作りました。とりあえず、鉄板でできるものを的なノリでした(笑)
ここから合流のメンバーも。社会人になり久々に顔を出してくれたボランティアや、初めましての人もいて、お互いの近況を話したり、ギターで歌をうたったり、ワイワイ過ごしました。
そして、スーパー銭湯でお風呂にゆっくり浸かり、姫里の宿とねおほに分かれて宿泊。
頭も身体も使いすぎたのか、みんな疲れており、すぐに爆睡な感じでした。
2日目はレクリエーションとロールプレイ
2日目の研修は、あおぞら財団さんに会場をお借りして、すーさんによるレクリエーションゲーム講座から始まりました。
少し広い場所があれば、道具もあまり使わずともいろんな遊びができるのですね。
子どもたちと一緒に何かする時も、スタッフ一人で呼びかけるよりも、何人かが共有して知っていれば遊びを盛り上げていけるはず。
ぜひ、今回覚えたレクリエーションも、夜間サテライトや子どもキャンプの時など、いろんな場面でやっていきたいと思います。
すーさんの時間の後は、ナオトによるワークショップ。
いろんな場面を想定して、子どもたちとのやりとりをロールプレイでやってみました。
例えば、ちょっとピンチな状況の時に、いかに柔軟にアイデアを出せるか。子どもの声をどんな風にキャッチしていくのか。など、いろいろ考えてやってみました。
朝9時から12時までの午前中をフルに使い、楽しく集中して有意義に過ごせた2日目でした。
そして研修はつづく
新しいボランティアさんから、「子どもとどう接していいか分からない」という声を聞くことがあります。
子どもたちとの関わりは、何が正解というのはないと思います。関わりの中で、お互いにやりとりが生まれ、関係性が作られていくと思います。それぞれの人の持ち味で、いろんな関わりがあっていいのではとも思います。
その中で、関わる人が想像力を持って、いろんな背景を含めた「子どもの全体性」をイメージしながら関われるようになればいいなと感じています。
いろんな現場の方の生のお話を聞く機会や、子どもたちといっしょに楽しむ方法を共有する機会は、これからもいろいろと研修を企画していきたいと思います。
「よっしゃ」講座として、地域の方が参加できる機会を開催する場合は、このブログでもご案内いたします。(ナオト)
今回の研修は、「子供の未来応援基金」の支援を受け実施しています。