夏のキャンプに行ってきました
7/27(金)〜28(土)大東市立野外活動センター(生駒山の上の方にある)へキャンプに行ってきました!
予想していなかったブーメラン台風到来のために、二泊三日の予定を一日切り上げて短くなってしまい残念でしたが、子どもたちはそれぞれに楽しんでいました。
キャンプの様子を少しご紹介します。
子ども達同士は久々の再会もあり笑顔
今回のキャンプ参加は、子ども12名・大人9名の計21名でした。
夜間サテライト事業に参加している子たちが中心でしたが、高校生になった子や市外に転校して行った子も久々の参加があり、プチ同窓会のような面もあり喜んでいました。
今年は、キャンプの1ヶ月以上前から、中学生以上の子ども達の有志が子ども実行委員になり、キャンプの準備を一緒にやってきました。
子どもたちの案で、今年のキャンプのタイトルは「ドリームキャンプ」というワクワクする名前になり、テーマソングなども決まりました。
調理・食事・キャンプファイヤー等のプログラムは縦割りの3グループで活動することになり、それ以外は二泊三日の予定だったので、自由に過ごす時間を多くとってゆるやかな流れのキャンプでした。
中高生たちは久々の再会ということもあり、固まってずっと話してて、とにかくそれが楽しかったようです。ちょっとずつ学年も違うけれど、「このメンバーは話しやすい」と言ってたり、それぞれの生活でのストレスを吐き出し合ってたりもあったみたいです。
一緒に並んで移動するうしろ姿は「仲のいいクラスメイトみたいや」とあるボランティアスタッフは表現してました。
普段は家に引きこもっている子が、そのメンバーと一緒に張り切ってバレーボールをしていたのが印象的でした。
1日目の夜はキャンプファイヤー
1日目の晩はキャンプファイヤーをしました。
グループごとの出し物は、クイズ・白雪姫(劇)・ティックトック(中高生に人気の15秒動画アプリ)風ダンス、という3グループが三者三様のものとなりました。
自由時間の間に各グループで集まって、作戦会議をしていて、その時間が楽しかったと言っていた小学生も。
皆で何かをするというのが苦手な子も多く、キャンプファイアーも輪になって座ることがなかなか大変だったりしましたが、そんな子もファイヤー本番では参加していました。とにかく参加できる場を作ること・やってみることは、やっぱり大事だなぁと思いました。
他にも、火の神に扮したボランティアの登場や、名物ボランティア・うえけんのハイテンションな猛獣狩りが子どもたちには評判でした。
盛り上がった「脱出ゲームinキャンプ」
2日目のハイライトは、ボランティア・しまっちプロデュースの「脱出ゲーム」。少し雨も降ってきたので、屋内の大きい集会室での開催となりましたが、それもまた良かったです。
チームごとに解答用紙が配られ、周辺に隠されたヒント(クイズの問題)を集めたり、課題をクリアして、クロスワードパズルを完成させるというものでしたが、なかなかのクオリティでした。
チームで協力しないとなかなか回答できない、いい感じの難易度で、初めはグループを離れて固まって話してた中高生組も、次第にゲームに参加して、チーム総力戦になっていました。
ある小学生は、「問題が難しくて楽しかった!」とやりがいがあったようで、キャンプのプログラムの中でも脱出ゲームが特に良かったと言っていました。
参加したボランティアスタッフの感想
今回は初めてスタッフとしてキャンプに参加しました。
子どもたちと遊んでいて、ただただ、みんなの元気さに驚くばかりで、自分もこんな時があったのかなと思ったりしていました。
脱出ゲームでは子どもとスタッフがチームとなり頑張ったので、少しみんなとの距離が近づきました!
台風のため1日短くなってしまったのが非常に残念でしたが、みんな満足して終われたので良かったと思います!! (トミー/社会人)
わたしは子どもセンターにかかわって日が浅かったので、
行く前は少し緊張していましたが、子どもたちとの仲を深められたとても楽しい2日間でした。
子どもたちにとってもこのキャンプが夏の楽しい思い出になっていたらいいな〜と思います。(ナオ/大学生インターン)
台風で短くなったけど、その分濃く楽しんできました
転んですりむいたりはあったものの、大きな怪我などなく、初参加の子ども達ものびのび過ごしていて良かったです。
去年と違い ベテランスタッフが不在だったり、台風の影響でキャンプ場も急遽閉鎖が決まったり、いろいろとバタバタした感もあり、細かい反省点はいっぱいありますが、みんなで協力して 一泊二日は全体的には濃く楽しい時間でした!
同行スタッフのみなさま、おつかれさまでした!
前日食材買い出しや準備物応援の土間部(熟年居残りスタッフ)のサポートや、マイクロバスの運転手を引き受けて下さった賛助会員のノックさん、ありがとうございました。
余暇支援を継続していきたい
いつも、夏休みなど長期の休み期間になると、毎日夜遅くまでゲームやパソコン動画を見たりして夜型になったり、学校がないので食事も不規則になったりと、余暇の過ごし方が課題だなと感じる子どもたちがたくさんいます。
そんな中、昨年のキャンプが終わる時に「毎日がキャンプやったらいいのに…」という、子どもたちのつぶやきを受けて「今年はぜひ二泊三日でにしよう!」と、がんばって企画してきました。
夏休み期間で3日間予約できる場所や、ボランティアスタッフの確保がなかなか大変でした。
結果的には台風で1泊2日になってしまいましたが、実行委員形式で時間をかけて一緒に企画して、子どもたちの声を聴きながら取り組んでいくことは大事だなと改めて思いました。
とは言うものの、今年度はいくつも助成金が落選し、子どもたちの余暇支援として毎年取り組んでいるキャンプも、開催自体が危ぶまれた実情もありました。
大井伊助積善会さまからのご寄付や、賛助会員の皆さまからのご寄付により、何とか開催に至りました。
本当にありがとうございました。
相談・文庫・夜間サテライト・てらこやなど、普段行っている事業も大事ですが、余暇の過ごし方を子どもたちと一緒に考えて取り組んでいくことも、まだまだ課題だと思っています。
皆さまの様々な形での応援により、西淀川子どもセンターの活動は支えられています。
今後ともご支援のほど、どうぞよろしくお願い致します。(ナオト)