令和5年1月29日(日)スタッフ研修を実施しました。
午前中はひなやんの人権研修をロールプレイしてもらい、新しくボランティアに来た学生になりきり、スタッフとして子ども達に関わる上で大切にしてほしいことを学びました。自分がどんな子どもだったか、初めてきた学生さんにどう伝えたらいいか、考える機会になりました。
午後はオンラインで地域こども支援ネットワーク事業シンポジウムに参加し、ヤングケアラーについて学びました。
大空小学校の元校長先生の木村泰子先生やヤングケアラーとして育ってきた方のお話を聞きました。
木村先生のお話の中で印象に残った言葉は、「子どもが子どもらしく、子どもの時にしか経験できないこと、その時間を保障できるように。」「そのためには自分ごととして捉えて、自分がまず行動すること。」「大人が変わらな、親がわからな、校長が変わらななど言っていてはいつまで経っても変わらない。」「人は変えられないが、自分は変われる。」です。
ヤングケアラーとして育ってきた方の実体験のお話を聞き、自分がその立場であればどうか、周りの人だったらどんな風にアプローチできるかなどたくさん考えました。その方は、『ふうせんの会』に出会えたことで、子どもの頃に経験できなかったことが経験し直せたり、世界が開けたという風にお聞きしました。親の役割を子どもが担う、そうせざるをえない環境にいる子どもたちに出会ったときに、私たちにできることはなんでしょうと考えました。
私たちにできることは気になる子がいれば会いにいったり、子どもが子どもらしくいられる場所をこれからも地域で提供することでしょうかと私は思いました。
子どもたちがいきいき過ごしている姿を見ると嬉しくなります。
担い手がまだまだ足りない状況ではありますが、人生のいろんな場面を一緒に生きながら動いていきたいと思います。
(来年度のボランティアを募集しています。特に土曜日夜、子どもたちと一緒にご飯を食べて家まで送る活動について。18歳以上の学生や社会人の方。募集要項などは準備出来次第ホームページに上げる予定となっておりますが、興味のある方はまずは事務局までメールにてお問い合わせください。)
(連絡先:popi-nishiyodo@clear.ocn.ne.jp)
あっちゃん