代表あいさつ

「すべての子どもは、この世に一人しかいない大事な存在です。どのような個性であっても、どんな出来事が起きても、一人ひとりの子どもの人権がきちんと尊重され、体と心の安心が守られて、その成長をよろこびあえるような、地域の力をつないでいく拠点のひとつとなれるよう、努力しますのでどうぞよろしくお願いいたします」(会報「よっしゃ」第1号巻頭より)

2007年秋に、西淀川子どもセンターは子ども本人が何か困ったりしんどい時にかけこんでこれる「近所の親せきの家」のような安心な場と受けとめる人を子どもの近くに作ろう、「子どもの心に届く子ども支援を」とイメージして活動を開始しました。


日本の子どもたちの困難は、真昼の星のように実際には見えにくいけれども、虐待も、貧困も、不登校も、いじめも、と少子化の中、どんどんその課題は重くなってきています。子どもが、生まれた環境のために希望を奪われたり、人を信じる力を失うことを他人事にしておくことはできません。どんな家庭にもそれぞれの事情と背景があり、人生にはしんどいときも、困ったことも、いろいろと起きるものです。わたしたち大人は自分が子どもだったことを忘れず、子どもの状況と本人の気持ちに関心と想像力を寄せ、子どもが自ら育っていく力を信じて、長い目で応援できるつながりを、「よっしゃ」という志で灯しあっていきたいものです。

日本各地で立ち上がっている「こども食堂」や「居場所作り」などの子ども支援がそれぞれ孤立せず、思いの軸を見失わずに温めあっていけるように、行政は支援を子どものニーズに沿って調整できる拠点となる部署を早急に配置していただくよう、今後は声を大きくしていかねばと思っています。

2017年7月

NPO法人西淀川子どもセンター代表理事 西川日奈子

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